1959年初代最上義広会長の元21名のチャーターメンバーにて創立した当クラブも2019年3月9日で60年を迎えます。これもひとえにロータリーの目的と奉仕の精神をもとに活動してこられた歴代会長、幹事をはじめとする会員の皆様、またご支援をいただきました関係各位の皆様のおかげでございます。これまでの輝かしい歴史に敬意を表すると共に心より感謝を申し上げます。
今年度RI会長のバリー・ラシン会長は「BE THE INSPIRATION」(ロータリー:インスピレーションになろう)をテーマに掲げました。
公共イメージにもっと重点を置きパートナー組織に注目してもらう必要性と次世代のために持続可能な活動を行うように呼びかけ、そのために一番大切なのは私たちが今日直面する課題に勇気と希望、そして創造性をもって正面から立ち向かう意欲をクラブ、地域社会、そして組織全体から引き出すための「インスピレーション」となる必要があると述べております。
そのRIの方針を受け今年度2540地区の冨樫龍紀ガバナーは「私にできる奉仕を見つけよう」を地区の方針とし次の3点を重点項目に掲げております。
1.クラブのサポートと強化
2.人道的奉仕の重点化と増加
3.ロータリー公共イメージと認知度の向上
この地区方針に則り、当クラブも1年間運営したいと思います。
当クラブは創設以来、無医村診療、無料診療、総合学童検診を中心に多くの医療奉仕活動を展開、また秋田東高校への奨学金の寄付など様々な社会奉仕事業を行い地域社会の発展のために尽力してまいりました。
60年という節目の年を迎えるにあたりこれまでお世話になった方々への感謝を表すとともに更なる飛躍をめざしロータリーの目的を達成するため今後も継続して開催できることを視野に入れ事業を展開したいと思います。
1つ目は2014〜2015年度から継続して行っている青少年奉仕事業の拡大展開です。青少年の健全育成を目的に地元プロサッカーチーム「ブラウブリッツ秋田」のスクール生を中心に県外Jリーグのスクール生を招待し交流事業を開催してきましたが今年度は大会規模を拡大しU−10世代を中心に開催したいと思います。この事業を通じて秋田の風土や文化にふれスポーツに親しむことで将来に夢を持つことのできる健全な子供たちを育みたいと考えます。
もう1つは継続できる社会奉仕事業の実践です。RIの方針にも持続可能な活動の必要性を訴えかけております。今後クラブとして継続できる事業を企画立案し実行したいと考えます。
ロータリークラブに入会させていただき11年、まだまだ若輩の私ですが地域社会の発展に向け奉仕の精神をもって一生懸命取り組んで参る所存でございます。当クラブの更なる飛躍と会員相互の親睦を深めるためにも皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げ会長就任のあいさつとさせていただきます。1年間よろしくお願いいたします。