国際ロータリークラブ100周年が終わり、次なる100年のスタート2005・2006年度の会長を仰せ付かりました。今更ながら「ロータリーのこと」について何もわかっていないことを認識し、私のようなものに諸先輩が築いてこられた伝統ある秋田東ロータリークラブの会長が務まるのか甚だ心許ないのですが、理事役員、各委員長、会員皆様のご指導をいただきながら、この一年間クラブ運営の責任を全うする所存です。
             カール・ヴィルへルム・ステンハマー、2005・2006年度国際RI会長は、ロータリーの永遠の標語「SERVICE ABOVE SELF」・・・「超我の奉仕」…を本年度のテーマに掲げました。彼はこの5文字程ロータリーとロータリアンの精神を言い表している言葉はないし、RI会長としての自分の重要な使命を的確に表している言葉もないと云っております。
             そして年度目標の中で特に次のことを強調しております。
            1.識字率の向上(読み、書き、計算の支援をしよう。)
            2.水、保、全(多くの人の生命を大切にしよう。)
            3.公共イメージアップ(ロータリーが社会からわかりやすくしよう。)
             以上のRI会長のテーマを受けて、山田ガバナーは次の地区方針を示しました。
            1.ロータリーの基本とプラス発想で活気あるクラブづくりをしよう。
               ・・・親睦に奉仕活動に新しいアイディアと楽しさを加えよう。
            2.ロータリーの広報と情報をみんなの身近にしよう。
               ・・・ガバナー月信やロータリーの友などで知識を得よう。
            3.ロータリーの「個人情報保護」対策に協力しよう。
               ・・・会員名簿の管理保全など安全対策を徹底し不安をなくそう。
            4.ロータリー日本財団「毎年あなたも100ドルを」に支援しよう。
               ・・・ロータリー日本財団への支援、多くの方が「財団の友」になろう。
            5.(財)ロータリー米山奨学事業に支援しよう。
               ・・・世話クラブ、カウンセラーをサポートし、一人でも多くのアジアからの留学生に尽くそう。
             私は以上のガバナー方針を加味して当クラブの運営を行っていきたいと思います。
             「出席なくして親睦なし、親睦なくして奉仕なし」というロータリーの原点を考える時、伝統の出席率100%の継続は無論のこと、その為にもいかに楽しくてにぎやかな例会にしていくかが最も気配りしなければならない課題だと考えます。興味のある題目のスピーチをいただいたり、あの人の卓話なら是非聞いてみたい、といった人を捜すことなど大事な努力目標になると思います。
            
             典型的な目標として、ロータリー財団への協力や、中でも会員の増強については、新会員純増1名以上を目指し、みな様のご協力を得ながら努力してまいりたいと思います。
             又、ロータリーの情報に、会員みんなで「ロータリーの友を読もう」を実行することを提案いたします。
             幸いに私は活動的で実行力のある阿部幹事に恵まれ大変心強く思っております。又みな様の忌悸のないご意見、ご指導がなにより大事と考えますので呉々も宜しくお願い申し上げます。