2011年〜2012年度、創立五十三周年を迎えます秋田東ロータリークラブの会長を務めさせていただくことになりました。その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。今年度のカルヤン・バネルジーRI会長は、「第一に、強い家族を築くこと、第二に、私たちが一番得意とすることを継続していくこと、最後に、変える必要があることは変えること」の三つに力を注いでいきたいと強調されています。すべての出発点である家族から始めて、人々の生活や、地域社会全体を通じて世界をより良くしていく、というRI会長の考えは、東日本大震災によって家族や地域社会の『きずな』の大切さが再認識された今の日本にとっても、時宜を得たものだと思います。当クラブにおいては、その歴史と伝統を大切にして、継続すべきものは継続しながら、そして、時代の変化に対応して変える必要があることは変えていければ、と思っております。特に、社会貢献に対する関心が急速に高まってきておりますので、従来の奉仕活動に加えて、東日本大震災被災地のボランティア活動支援、あるいは、被災地復興のための長期的な支援、そして、地元秋田では地域の社会活動への参加、といった具体的な行動によって、社会に貢献していきたいと思っております。この一年間ご指導、ご協力をよろしくお願い申し上げます。