2013-2014年度 　皆様ご存知の通り２０１４年３月９日、秋田東ロータリークラブは創立５５周年を迎える事ができました。
　これもひとえに前任の阿部会長はじめ歴代の会長、幹事、会員の皆様方の日頃よりのご尽力の賜物と深く感謝致しております。
　１９０５年に弁護士ポール・ハリスが、友人と１業種１会員を原則として創立した相互扶助の親睦クラブが起源のロータリークラブも、結成から１世紀以上が経ち、２０１４−２０１５年度国際ロータリー会長、ゲイリーＣ．Ｋ．ホァン氏は本年度ＲＩテーマを「ＬＩＧＨＴ　ＵＰ　ＲＯＴＡＲＹ　〜ロータリーに輝きを〜」と掲げ、孔子の「まず自分の行いを正しくし、次に家庭を整え、次に国家を治めてこそ、天下が平和となる。」と言う言葉を紹介し、会員数増によるクラブの強化がロータリークラブの輝きを増す事に繋がり、その輝きをもって世界に輝きをもたらし、ひいてはポリオ撲滅等にも繋がってゆくと説いています。
　私もこの度の会長就任にあたり、自分なりのテーマを持つべく、秋田東ロータリークラブ説立よりの歴史を改めて紐解いてみましたところ、結成当初は無医村診療や、定時制高校生への奨学金贈呈、ボーイスカウトへのテント寄贈等々、現在の奉仕活動に比べ、より地域に密着した活動内容である様に感じました。
　確かに、現在とは人、物、設備、全てにおいて違いはありますが、当時は会員それぞれが地域のニーズをしっかりと把握し理解する事で、色々な奉仕のアイデアを出し合い、それが会員相互の理解と、ロータリーの目的の理解に繋がり、奉仕活動に発展していったのではないかと考え、今年度のテーマを
「もっと　理解(（知ろう）)　ロータリーを！」
とさせて頂きたいと思います。
　このテーマに基づき、まずは会員間の親睦によりお互いの理解を深め、ロータリー活動への参加を増進して頂くこと。
　そして会員それぞれがロータリーの歴史、組織、活動等を少しでも多く理解して頂くこと。
　最後に地域の現状、問題点を理解しあい、必要と思われる奉仕活動の洗い出しを行って頂く事が出来れば幸いと思っております。
　我々がロータリークラブに入会し奉仕を行える恵まれた環境は、地域の皆様あってのものであると思います。
　その事への感謝を、地域社会への奉仕活動を通して還元する事が出来ればとても素晴らしい事であり、さらにその奉仕活動が自己満足に陥らず、地域のニーズに即したものであれば、まさしく「ＬＩＧＨＴ　ＵＰ　ＲＯＴＡＲＹ」に繋がるものと考えます。
　今年度は、当クラブにとって次なる６０周年にむけての第一歩となる事を期待して、この一年間微力ながら理事役員並びに理事の皆様とともに、会員の皆様のご指導、ご協力を頂きながら進めて参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。