2014年3月9日 秋田東ロータリークラブは創立55周年を迎えます。景気浮揚の実感がつかめない中、64名の会員数を誇り、例会出席率も高く推移しております。これもひとえに地道ながらも確かなロータリー活動をしてこられた歴代の会長、幹事はじめ、会員の皆様のおかげです。改めて衷心より敬意を表します。
私は、創立55周年の今、秋田東ロータリークラブは記念すべき栄光の60周年にむけて、仲間の輪を広げる為にも、ロータリー活動の基本を確認し合わなければならない時が来たと考えております。
その為にはふたつの行動が必要だと思います。
ひとつめは、『ロータリーの目的(綱領)』『奉仕の理想』『四つのテスト』を今一度、会員みんなが良く理解し、実践することです。
新しい会員が増えた今こそ、ロータリー活動の基本を会員全員が共有しなければならないと感じております。
私達は日頃、ともすれば、目先の活動や例会出席だけに気をとられがちですが、「ロータリーを実践する」ことから得られる満足感、達成感を思い出してみませんか。
ふたつめは、各種大会、会議に積極的に出席することです。 私は、昨年度、恥ずかしながら久しぶりに地区大会、地区協議会、予定者会議等に出席してきました。そこで他のクラブ会員から職業倫理や奉仕活動、そしてビジネス情報までも教えてもらうことができました。
わがクラブにも、市内の他6クラブにも、2540地区内にも、国内外にも、ロータリークラブに入会しなければ決して交わる機会の無かったであろう素晴しい人達がたくさんいます。
その人達の生き方や、物の見方を学び、自己研鑽の場とするにはまたとない機会だと思います。
せっかく高いお金と時間を使っているんです。もう一歩積極的に色んな場面での交流を求めてみてはいかがでしょか。きっと新しい発見や、一生大事にしたい出会いがあるはずです。
2013〜2014年度RI会長ロン・D・ロバート氏は、本年度RIテーマを「ロータリーを実践し、みんな豊かな人生を」と掲げています。それは、「人々の生活が豊かになるための奉仕活動を始めよう」と言うことだそうです。
それを受け、2540地区ガバナー佐藤博明氏は、次の方針を表明しました。
・第一に、会員増強 目標1200名
・第二に、地域活性プロジェクトの展開
・第三に、自殺防止活動の支援を行いたい。
・第四に、これらの活動を一般県民に広報PRすることで、存在感をアピールする。
・その他、従来のR財団へ100ドルの寄付、米山奨学会へ9000円の寄付を行う。
これにつきましては、各委員長さん達が期首にたてた事業計画を達成することにより実践したいと考えます。
わが秋田東ロータリークラブでは、多くの会員やその法人が、個々でもボランティア活動や寄付を行っております。
自己申告などはもちろんなく、のちに報道等で知ることが多いほど謙虚な我会員達ですが、同じ会員として、本当に誇らしく思います。
『奉仕の理想』の中にありますが、ロータリークラブは単に「親睦」と「奉仕」だけの団体ではありません。その基本は『他人に思いやりがあること』とあります。
私は、ロータリークラブは≪親睦≫と≪奉仕≫と≪思いやり≫の団体と考えております。
この3つを実践することによって、一般社会にももっと認知され、仲間もふえるであろうと考えております。
この度は、力足らずではありますが、この3つの言葉を胸に刻み、会員の皆様のご指導とご協力をいただきながら、幹事の斎藤秀光さんと共に、この一年の責務を全うしたいと思っております。
≪しかもみんなと楽しくです。(*^。^*)!!≫
どうぞ宜しくお願いいたします。